2008/05/23

ふつう、それはダメだろ

自分が殴った相手から反撃されたため、相手を特殊警棒で暴行した行為が正当防衛だと主張する男性に対する判決が最高裁で言い渡されたが、結局、最初のきっかけである自らの不正行為が原因の場合は正当防衛は成立しない、という結論であった。
そりゃそうである。自分から殴っておいて、反撃されたから危険を感じて特殊警棒で暴行したって、それで正当防衛が成立すると思うこの派遣社員の男性って44歳にもなってそれが社会通念としても正しいかどうかも分からないのだろうか。それが正当防衛として認められるのであれば、この世の中からほとんど犯罪は無くなってしまうのではなかろうか。
財布を盗んだ相手が追いかけてきて殴られたので、身の危険を感じて相手をナイフで殺害した、これは正当防衛だと主張しているのと大差なく、こんなハチャメチャな論理がまかり通るのであれば、誰でも喜び勇んで犯罪行為に手を染めるようになってしまうだろう。まあ、これが正当防衛と認められなかっただけ、日本も多少はまともな国だと言うことかな。。。

企画力、提案力、プレゼン力をに引き出す「MindManager」

0 件のコメント:

コメントを投稿