2008/02/27

犯罪者天国にバンザイ!

去年、コンビニで万引きをして店員に見つかった19歳の男性が、所持していたナイフで店員を刺殺した事件の公判が行われた。未成年なのでニュースでは少年と表現しているようだが、19歳にもなってナイフを持ち歩き、あまつさえ人を刺し殺すような輩を少年と呼ぶのは、少年に対する冒涜としか思わない当コラムでは、遠慮なく被告男性と呼ばせてもらう。
公判の中で被告は、殺意がなかったと主張しているが、犯行現場であるコンビニにナイフを用意して足を運び、見咎めた店員から逃れるために刺殺しておいて、なおかつ殺意を否定するとはどういう了見なのか。これがその場に落ちていたナイフで偶然刺してしまったというなら、まだ説得力もあろうと言うものだが、ナイフを用意していた時点で殺意があったとみなすべきであろう。これで殺意がなかったと認められるのであれば、世の中に殺意を抱いている犯罪者など殆んどいない計算になるのではないか。
被告の弁護士も、自首が成立すると主張しているようだが、単に防犯カメラに自分の姿がはっきり写っていて、到底逃げられないと逃走を断念しただけであり、殺害したことに対して何ら罪の意識を感じていない被告に対してまで自首の成立による刑の軽減を求めるのは、自首という制度の精神に大きく反するものであり、このように犯罪者の擁護こそ人権の守護者たる弁護士の責務だなどと偉ぶって講釈を垂れる弁護士には、資格の剥奪も含めて即刻、厳正な対処をお願いしたい。冤罪論議みたいな言葉遊びに興じてないでさ、ね、鳩山法相?

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