2008/02/26

日本はいつ破産するか

借金大国として知られる日本が、またまた借金の額が大きく増えて、過去最高の838兆円になっていることが明らかとなった。日本の国家予算を80兆円としてもその10倍を超える額に達しており、年収600万円の世帯が6000万円もの借金を抱えている状態とほぼ同じと言える。
通常の家庭であればとっくの昔に破産宣告を受けて、家族揃って路頭に迷うところだが、なぜか国家というやつは不思議なもので、今のところはまだお金を貸してくれるお人好しが後を絶たない模様だ。それもこれも、何度、不誠実な政治家に騙されて、高い税金を払い続けることになっても、大人しく従う奴隷市民と、財務省にそっぽを向かれてはたまらんとばかりに、紙切れになると分かっている国債を買い続ける金融機関の努力の賜物である。もっとも、その金融機関の資金とて、一般市民の貯蓄から支出されているのだが。
こんな状態がいつまでも許されるはずもなく、諸外国からはいつ破綻するのかだけが問題の借金王国日本だが、その破綻がどういう形で訪れるのか、よく金融アナリストが口にする借金棒引き、いわゆる債務不履行宣言、デフォルトで幕を閉じるのかは、神のみぞ知る、というところであろうか。個人的な期待としては、国が破産する局面で債務不履行宣言以外にどういった選択肢があるのか、生で観察できるまたとない機会であるので、よくあるようなつまらない形だけは避けて欲しいものである。そのときになって、これまで従順に国家に支配されてきた日本国民が、どういう態度にでるのか期待する反面、この奴隷根性が染み付いた一向に自立できない日本人には、どうせ何も出来はしないという半ば侮蔑に似た気持ちも大きいが。



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