2008/02/08

死人に口なし

随分前に、新宿のど真ん中で男性の両断死体が発見された事件で、逮捕された妻の歌織容疑者が公判の中で、結婚直後からの度重なる夫からの暴力行為が殺害の原因だとする答弁を行ったらしい。いや、裁判での発言を答弁と呼んでいいのかどうかは正直分からないが、とにかくそういう趣旨の発言があったらしいのだ。被疑者の弁護士も、度重なる暴力行為の影響で、ストレス症候群だとかに陥っていたと主張し、責任能力を争う構えのようだ。
公判が終了して刑が確定するまでは、確かに白黒を軽々しく論ずる事は出来ないが、この女が夫を殺害した事は疑いようのない事実であり、死人に口なしとばかりに責任をいけしゃあしゃあと、殺した相手に転嫁しようとする図々しさを見ていると、到底責任能力が無かったなどとは信じられない、というのが率直な感想である。(どうも、最近では緊縛DVを受けて酷い暴力で怪我もしていたようなことを言っているらしい。怪我の跡とかあれば、とっくに気付かれているんじゃ、という気もするんだけど)
しかし、当初の報道では、離婚したがった歌織容疑者が、有利な条件で離婚しようとしたところが、夫に引き延ばされているうちに、不利な証拠を握られてしまい、思い余って殺したことになっていなかったか。容疑者の弁と、マスコミの弁とどちらが正しいのかも気になるところだが、容疑者の弁が正しいとすれば、マスコミが毎度お馴染みの捏造報道を行っていたのか、それともマスコミにネタを提供した人物がでっち上げたのか、後者だとすれば何の目的で歌織容疑者の立場を悪くするような発言をしたのか。
いよいよこの事件は火曜サスペンスドラマ仕立てになってきた。あ、最初からそうだった。どこかの警察OBが闇の社会が?とか言ってたっけ。闇ってセレブ家庭のことだっけ。
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