2008/02/06

意味不明:環境会議を設置って?

福田総理の天然ぶり(?)は相変わらずで、サミットに向けた準備だと思われるが、月内に環境会議を設置するのだとか。これだけ地球の温暖化が騒がれて久しいと言うのに、いまさら会議を設置だなんて、ほんとこの人は危機感というか、緊迫感がまるで感じられない点では、歴代総理としても、国会議員としても群を抜いているのではなかろうか。もはや会議で対策を話し合うような段階ではなく、何か実効性のある対策を具体的に推し進めていて然るべき時期にきている。
そもそも、なぜ環境問題に対応するためだけに、そんな訳の分からない会議を設置しなくてはならないのだ。本来、環境の維持・改善に努めるのは環境省の役目のはずで、そのために庁から省に格上げされたのではなかったか。はっきり言って、いまさら環境会議を設置するのはこれまで何ら対策を講じてこなかった事を誤魔化す以外の目的を見い出せないが、愚かな日本国民と違って諸外国の政府や環境保護団体からは厳しく追及されること請け合いである。
もっとも、政府だけが環境問題に真剣に取り組んでいないと言う訳ではなく、ひいては日本国民全体の意識としても、環境を真剣に考えなければいけない、という気持ちに欠けているのだ。自分達の生活や収入を守るのと、地球の環境を守るのと、どちらを選ぶかと言われれば、およそ日本人は自分達を選ぶだろう。まあ、遠からず日本は貧乏国に転落し、石油など欲しくても買えなくなるだろうから、自然と環境が改善されるのを待つとするか。
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