2006/05/10

日本のUFO研究は進んでいるか

イギリス国防省が2000年に一般にUFOとして認識されている現象に関する調査結果を報告していたことが、BBCの報道により明らかとなったが、その内容は宇宙人と思われる生物の死体や、墜落した宇宙船の残骸、どこかの政府が宇宙人と交わした密約が撮影されていたりはせず、全ての目撃情報は自然現象と考えられる、というものであった。詳細については5月15日に国防省のサイトに報告書が掲載されるそうなのでそちらを参照頂きたいが、これでようやく長年続いてきた不毛なUFO論争にも終止符が打たれると言うもので、UFO研究家と称していた二流タレント達がどういう手にでるのかが気になる所である。
この報告で一応、UFOは宇宙船ではないことが証明されたと考えてもよさそうだが、注目すべきは報告の内容自体ではなく、国防省というれっきとした政府機関が真剣にUFOについての調査を行った点であろう。それに引き換え日本政府はなんとだらしがないのだろうか。恐らくはきちんとした調査もせずに、ヨタ話であるとひとことで片付けてしまっているのだろうが、このような問題意識の欠如が如何にこの国を危うくしていることか。そんなだから韓国に舐められて本来の領土である竹島を奪われ、中国には当たり前のように東シナ海のガス田を占有されてしまったのだ。沖縄と九州がまだ日本の領土であるうちに目を覚ましてもらいたいものだが・・・
おかげさまで、日本人の大半はUFOが自然現象であることに気付くこともなく、相変わらずネッシーも宇宙人も信じている、世界でも珍しいおめでたい民族になりつつある。一昔前に一世を風靡したキャトルミューティレーションが宇宙人の実験だ、とか太古の昔にムー大陸が海に沈んだ、とかミステリーサークルはプラズマが原因だ、などと本気で信じているのは日本人だけではなかろうか。特ダネに振り回されやすいマスコミも含めて、いい加減に科学的な見方が出来る大人の民族になって欲しいものだ。おい、そこの韓国人と中国人よ、宇宙人の格好をしてきたら日本人なんかイチコロだぜ。え?今はメイドの方がいいって?これは失礼・・・

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