2006/05/29

いい加減に現実を見よう

北朝鮮による韓国の拉致被害者で、横田めぐみさんの夫と目される、キムヨンナム氏の母親が来日し、官房長官と朝食会を催しただの、めぐみさんの母親と対面しただのと、世間の注目を集めるためとしか思えないニュースが、思惑通りに世間を賑わしているが、そろそろいい加減頭の悪い日本人も現実を直視した方がいい。いくら韓国と仲良くしようと努力しても、彼等が反日姿勢を改める事も無ければ北朝鮮の拉致問題解決に本気で取り組むことなどないのだ。
なぜなら、韓国国民の尊厳は、反日思想に基づいて作られたもので、数千年に渡る被支配国家と言う惨めな歴史を覆い隠すには、必要不可欠なものだからだ。韓国人民がいま信じている、日本に植民地化されるまで侵略されたことがない、などと言うのは正にでっち上げられた歴史であり、到底容認出来るものではないのだが、求心力の源となっている土壌を失うリスクを冒してまで、韓国政府が方針を転換する合理的な理由が見当たらない。
北朝鮮の拉致問題に対して韓国政府の解決に向けた意気込みは全く感じられないが、これは韓国では北朝鮮による拉致がごく当たり前に行われている日常茶飯事であり、さして大きく取り上げるに値しない問題だからだ。彼等にとって一番重要な問題とは、日本からどのような譲歩と賠償と言う名の援助を搾取できるかであり、そのためには反日の旗の下に北朝鮮と共闘するのもやぶさかではない、と考えているからだ。北朝鮮をヤクザ、韓国を乞食と考えると分かりやすいのだが、要は普段はヤクザにおどされてヘコヘコしている乞食が、ヤクザに絡まれて金をせびられる金持ちに、一緒になって物乞いをしているようなものである。まったく、どうしようもなく迷惑な民族である。
ちなみに、私が今いちばん期待したいのは、この韓国人拉致被害者の母親が、いったいいつになったらその本性を曝け出し、およそ被害者とは思えないような高圧的な口調で迫ってくるのか、という点だ。言い分として、「韓国人が北朝鮮に拉致されるようになったのは、根本的には日本が朝鮮半島を侵略してきたことに原因がある。だから日本の責任で問題を解決すると共に、我々に対する賠償責任も果たせ!!」と、どの時点で言い出すのか、その時に日本の拉致被害者たちはどのような対応をするのか、一緒になって日本政府を追及するほど愚かなのか、それとも韓国人というものの見方が180度変わるのか、日本政府はまたまた弱腰になってありえない責任に対する賠償を支払うのか、今後の展開が非常に楽しみである。

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