2012/03/10

総理が未成年での喫煙を告白

公明党の松あきら議員が、がん対策推進基本計画に喫煙率の数値目標を盛り込む政府方針について質問する中で野田総理に対して「今日から率先垂範してやめると宣言しては(どうか)」と提案したところ、野田総理本人が「たばこは18歳の時から吸い始めて止めたことがないので厳しい」と答弁し、なんと現役の総理大臣が法律で定められている20歳ではなく、18歳から喫煙をしていたことを告白してしまう、という場面があった。

知ってのとおり、日本では法律で喫煙が許されているのは20歳以上の成人のみであり、18歳での喫煙は禁止されている。じゃあ、喫煙したらどうなるのかと言われると、喫煙に使用した器具(たとえばライターとか)を没収されるのみで、なにか逮捕されたり、罰金を払ったりということはないのだが、日本で一番、法律を守らなければならない総理大臣その人が、国会の答弁で法律違反を告白するとは何事かと言いたい。

。。。。と言いつつも。恐らく、成人になってからずっと吸っている、というのを18歳と言い間違えただけで、だいたい、18歳から本当に吸っていたとしても、どうせ大半の喫煙者は18歳以前から吸っているのだろうから、そう目くじらを立てて、あげつらうほどのことでもない。質問をした松議員ですら「ここは目をつぶるからしっかりやってほしい」と念押しをする始末で、まあこれが普通にしっかりした総理なら笑い話で済ませてしまえるのだろうが、なんとも頼りない民主党政権の、さらに3人目のドジョウ総理では、これでよいのかと首をかしげてしまうというものだ。ホント、しっかりして欲しい。


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