2012/02/27

双葉、浪江、広野町長は直ちに辞任せよ

東京電力福島第一原子力発電所事故による汚染土壌を保管するために設置が計画されている、いわゆる中間貯蔵施設を巡り、2月26日に予定されていた国と福島県双葉郡8町村との意見交換会が、急遽中止された。今回、最初となる意見交換会では、国から基本的な方針や条件などが示されると見られていたが、事前に土地の買取価格などが報道されてしまったことから、国に対する信頼がなくなったとして、双葉、浪江、広野の3町長が、出席を取りやめたため、意見交換自体が中止される事となった。特に双葉町長は、双葉地方町村会の会長も務めており、出席者から、その無責任さに対する批判も出ているようだ。

テレビの報道では、事前に買取価格を公表してしまった国の対応について、批判するようなコメントが見られたが、そもそもそれを洩らさせた上で報道したのは他ならぬマスコミであり、視聴率を上げる事しか見えておらず、日本という国の行く末を考えることができない、要するにジャーナリズムの欠片もないようなマスコミに、国を批判する資格などない。本来であれば、それを洩らそうとした人間について、未曾有の原子力災害から復興に向けて進もうとする時に、出鼻を挫こうとするとは何事かと、情報漏洩についてあげつらうのが正しい姿のはずで、なぜこれをそのまま、周囲への影響も考えずに報道したのか、その姿勢を問い質したい。

しかし、それ以上に、こんなことで、いずれにせよ必要になることが明らかな、汚染物質の貯蔵施設をどうするのか、という意見交換を放棄した、双葉、浪江、広野の3町長は、直ちに辞任し、その職責を後任の人間に委ねるべきであろう。この3町長の名は以下のとおり。

 双葉町長:井戸川克隆(かつたか)
 浪江町長:馬場有(たもつ)
 広野町長:山田基星(もとほし)

彼等がもしも辞任することなく、今後も貯蔵施設の問題に真正面から向き合うことをしないのであれば、住民の力で排除をお願いしたいものである。

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