2012/02/12

エロ天国・北海道、春を待たずに全開か

先日、北海道警の元警視、加藤慶二容疑者が買春容疑で逮捕されたことが報道されたのは記憶に新しいが、またしても北海道警でありえないような事件が発生した。今度はなんと、現・札幌厚別署留置管理課巡査長、泉沢有俊(なおとし)容疑者(28歳)が、公然わいせつの疑いで逮捕されたというのだ。

身柄を確保した札幌中央署によると、無許可でSMクラブを経営していた、札幌市中央区の飲食店「クラブ パティオ」という、どこにでもありそうな名前の店を、風俗営業法違反容疑で家宅捜索したところ、店内のステージで男女客15人が全裸になっており、公然わいせつの疑いで逮捕後、取り調べると現職の警察官であることが分かったのだそうな。

知らないうちに身内を逮捕してしまったので、さすがに隠し通すことは難しいと判断したのか、それとも、さすがに先日の元警視の事件を受けて、淫行警官に対する扱いが厳しくなったのかは分からないが、発覚後、ただちに事実を公表したことは評価できよう。昔は、身内を庇うと言うと、教職員か警察官と相場が決まっていたものだが、最近は傾向が変わってきて、原子力関係者の庇いあい、隠蔽が目立つようになってきた。世相を反映したという事なのか、それとも、マスコミの視点が変わっただけなのかは分からないが。

それにしても、この巡査長、店内を家宅捜査された際、警察官の制服を着ていれば、捜査の関係でたまたま現場に居合わせただけだとか、言い繕う事もできたのかもしれないが、全裸になって、事もあろうに女性従業員に赤いロープで縛られていては、逃げることはおろか、言い逃れることもできなかったのであろう。なにしろ、逮捕される前から縛られているので、手錠をかける必要もなく、そのまま連行すれば済むわけで、逮捕した警察官とすれば、なんとも手間が省けて助かったことであろう。

おそらく巡査長は、逮捕されることを事前に予想して、いくらなんでも同僚に手間をかけさせるわけにはいかないと、あらかじめ縛り上げてもらうことで、警察官として最後の意地を見せようとしたのであろう。こういう場合、警察官が公然わいせつの容疑者を縛り上げた状態で、警察に引き渡したことになるので、逮捕の手柄はこの泉沢容疑者本人となって、しかも自らの意思で縛られていたわけだから、自首が成立することになるのだろうか。そんな馬鹿な。

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