2012/01/07

隠岐沖でウキウキ

島根県の隠岐の島沖で、北朝鮮籍とみられる小型船が発見された件で、海上保安庁は船内からなぜか性別が不明な遺体を1体、発見したことを明らかとした。なぜ、性別が不明なのか、そもそも遺体は北朝鮮国籍の人なのかすら、明らかとなっていないが、とにかく、おそらく船内で人が少なくとも1名、死亡したことは間違いないようである。

海上保安庁は、乗船している3名の男性が、脱北の意思がないようであれば、中国経由などで北朝鮮に送還することを検討するとしているが、果たして、本当に送還してよいものか。そもそも、悪意の無い人間がたまたま、日本近海までやってきてしまったのであれば問題ないが、もしかすると、本当は脱北したいにもかかわらず、口にするのを躊躇っている可能性もあり、あるいは、遺体は実は日本人で、この3人は日本人を拉致するためにやってきた、北朝鮮の工作員である可能性もあり、いずれにせよ、どう扱うかはもう少し、慎重に調べた上で決定するべきであろう。

北朝鮮では、金正日の死後、権力闘争が始まる気配もあり、今後の動向は混沌として、また混迷を深めつつある。単なる漂流者として扱うとしても、慎重には慎重を期して、対応いただきたい。


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