新年早々、維新の会が不祥事

昨年末の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙で、橋下徹率いる維新の会が、知事・市長の同時当選を果たしたことがマスコミでも大きく報じられ、国政にも一定の影響力を発揮することが予想されるが、そんな中、新年早々、会のメンバーが飲酒運転で事故を起こし、逮捕されるという不祥事を起こしていたことが判明した。

事故を起こしたのは維新の会メンバーで、現堺市議会議員の西井勝容疑者。調べによると、西井市議は1月1日の午後3時40分頃、大阪狭山市山本東の市道交差点を軽ワゴン車で走行中、堺市在住で31歳の調理師女性が運転するミニバイクと出合い頭に接触。女性はバイクごと転倒し、左腕に軽傷を負ったにも関わらず、西井市議は救護措置を取らずに逃亡をはかった。この女性が車のナンバーを覚えていたことから、今回の逮捕に至っている。

この西井市議は、事故を起こす前に酒を飲んでおり、調べに対して「飲酒運転がばれるのが怖くて逃げた」と話しておきながら、「何かにあたった気がしたが人とは思わなかった」と弁解している。人にあたっていないのに、なぜ逃げなくてはならなかったというのか、既に説明に矛盾が発生していることにも気付かず、言い逃れようと悪あがきをしているのが、なんと人間として情けないのかと言わざるを得ない。

この件については、維新の会HPでも、橋下氏のTwitterでも、まだ触れられていないが、この事案への対応が今後の維新の会を占うと言っても過言ではないだろう。有権者は見ていないようで、こういうところの対応をきっちり見ている、と信じたい。

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