2009/03/12

アメリカ・ドイツ、乱射合戦

アメリカはアラバマ州で男が銃を乱射して、10人が死亡した事件が報道されたのが誤報だったのではないかと思うようなタイミングで、ドイツはウィネンデンでこれも男が銃を乱射し、15人が死亡するという事件が発生した。ドイツの犯人は警察に射殺されたとのことだが、なんともタイミングのあった事件に、最初の事件をアメリカと聞き間違えただけで実際はドイツで起きた事件なのかと思ってしまったほどだ。
なぜ、アメリカやドイツでは銃の乱射事件が起きたりするのか。それは自由に銃を手に入れられるアメリカはもちろんの事、ドイツでも申請さえすれば誰でも銃を所持できる制度になっているからだ。こんな事件が何度と無く発生してもなお、アメリカでは銃規制を行おうという動きすらなく、いったい安全と言うものをどう考えているのか非常に疑わしいものだ。要するに、自分の身は自分で守る、に止まらず、やられたらやり返す、という意識が根付いているからこそ、自分で力を持つ事を規制するような動きに対して批判的になるのだろう。そういう意識が、世界の反抗勢力に対して力で対抗するという選択につながるのではないだろうか。
やはり、アメリカなどに世界の警察を任せていては、この地上から武力による紛争が無くなることは無いのだろう。いずれ、テロリストや反米勢力が、核兵器を手にいれたその時が、人類が、地球が最後を迎える時なのだろう。やはり日本のような宗教紛争とは無縁の国家がリーダーシップをとって、世界を平和に導いていく、そういう気概を持つ事が求められているのだ。
だがしかし、麻生や小沢では、多分、無理なのだろうな。

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