2006/06/19

WC予選敗退の戦犯は?

日本時間で18日夜10時から行われた、日本vsクロアチア戦は一進一退の攻防の末スコアレスドロー、つまり0対0の引き分けに終わった。
初戦のvsオーストラリア戦に敗れた日本にとって、是が非でも勝たなければならない試合だったのだが、最後まで点を取ることはかなわず、次に控えるブラジル戦は非常に厳しいものとなった。
昨日の試合では、先日のコラムで指摘した日本チームの問題点はあらかた修正されており、我ながら自らの慧眼が末恐ろしいくらいなのだが、中盤選手は次々とミドルシュートを放ち、サイドからのクロスボールも身長差に関係しない低い弾道の速いボールを中心とした攻撃で何度もあわや、と言うシーンを演出した。だが、肝心要のフォワードは相変わらずで、キーパーと1対1の場面でシュートを外す、中に切り込んでいるのに他の選手にパスを出す、最高のセンタリングが出たのに誰も走り込んでいない、と何ら改善は見られなかった。名指しをするなら柳沢、玉田、高原、彼等三人が今回のWC予選敗退の戦犯と言えるだろう。
日本が点を取れないのは、監督の采配が悪いせいではなく、単に選手が為すべきことを為さないからに他ならない。なぜ目の前に転がってきたボールを蹴るくらいの事ができないのか。昨日の試合でも好セーブを連発し、絶体絶命のPKを止めて敗戦の危機から幾度となく日本を救う獅子奮迅の活躍を見せたGK川口の爪の垢でも煎じて飲ませたいところだ。
ジーコに期待したいのはただひとつ。お願いだからフォワードを入れ替えて大黒と巻を先発で使ってくれ!

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