2006/06/27

PS3は果たして買いか

近々発売される見通しのプレイステーション3、通称PS3だが、巷ではその価格設定に対する不満が爆発しているが、ソニーのエリクソンとか言う会長が「PS3は決して高くない」と発言したとかで、ニュースに上がっていたが、果たしてこの新しいゲームマシンは本当にお買い得なのだろうか。
なんでも、任天堂やらマイクロソフトが発売しているゲームマシンに対して約二倍の価格となっているのだが、ゲームのコンテンツは将来ハードウェアスペックをより要求するようになるが、その要求に応えられるだけの性能を有しており、価格以上の価値があるといいたいらしいのだ。果たしてこれは消費者の購買意欲をそそるだけのセールストークではなく、真実を語っているのだろうか。いろいろと回りくどい言い方で結論を後に回すことも考えたのだが、ここはひとつ、はっきりといってしまおう。

嘘です


少し考えれば当たり前の話であることに気付くのはあなたが賢明であることの証だ、と言うのは言い過ぎだが、いずれは誰もが同じ結論に辿り着くことには疑う余地が無い。これが例えば耐久消費財で、他の製品は一年で買い換えなくてはならないが、この製品なら三年経っても新品と同じように使用できます、などと言われたらさすがにちょっとお得感もあろうと言うものだが、事は最先端のハイテク機器である。三年先にどんな技術が実用化されて利用されているのか、予測するのは非常に困難で正確なところは誰にも分からない、と言うのが実情である。
どんな技術がでてくるかも分からない、そもそもそれほどのスペックを使い切るようなコンテンツが主流になるかも分からない、そんな中でこのゲームマシンが決して高い買い物では無いなど、何を根拠に言えるのか、直接会長とやらに確認したいところだ。大体、たかがゲームマシンに六万円も出させておいて、何が決して高くないだ。庶民とは大きくかけ離れた金銭感覚と言うしかない。

0 件のコメント:

コメントを投稿