2006/03/12

その少年は反抗期だったのか

先日、東京都世田谷区にて、中学2年になる長男が自宅に放火、生後2ヶ月の妹が死亡するという痛ましい事件が発生した。少年は犯行の動機を、父親から事あるごとに「学校に行け」と注意されていた事に腹をたて、自宅に火を付けたとの事なのだが、彼はいったい何をしたかったのだろうか。
自分が住んでいる家に火をつけて、燃えてしまったらこれから暮らす場所もなくなるのに、そんな事も想像せずに勢いだけで犯行に及んだのだとしたら、あまりに幼稚な犯行としか言い様がない。警察の取調べに対して、何も感じることは無い、などと供述しているらしいのだが、こういう少年は少年院に入れて保護してしまうより、家に戻して路頭に迷った家族の責任を持たせると共に、隣近所の白い目に晒して自分の愚かさ加減を思い知らせるべきなのだ。いくら父親に反抗したいからって、犯行に及んじゃイカンよな。
もしかして、家族は路頭に迷うことになるだろうが、自分は少年院に入れば安心して暖かく暮らせる、などという計算のもとに火を付けたのかもしれないし、このまま普通に少年院に入れることはまさに盗人に追い銭ではないか。

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