2006/03/08

失われた日本人の道徳

ついに、と言うべきか、やはり、と言うべきかは微妙なところだが、姉歯氏に続いて建造物の耐震強度偽装が北海道で露見しつつある。二級建築士の浅田氏が構造設計を担当した際に、本人の信念に基づいて計算の数値を改竄したらしいのだが、どうも建造物の強度というのは計算方法によって違いが出てしまうらしく、そうなると全く偽装せず正規の手順で設計された建築物であっても、本当に大地震に耐えうるかどうか、疑わしく思えてくる。地球人の科学力は所詮その程度のものと言うことか。
しかし、科学力の無さと偽装問題には、なんの関係もなく、バレなければいいや、という近頃の日本人に見られる道徳心の欠如と言う他ない。誰も見ていないから赤信号で止まらなくてもいいや、みんな捨ててるから俺も空き缶捨てよう、買うと高いからソフトはコピーして使おう、そういう道徳心にもとる日本人のなんと多いことか。これでは日本人は戦争中にヒドい事を沢山したから、日本人から物を盗んでも殺してもいい、と考える中国や韓国の人と大差ないではないか。いったい日本の教育は何を教えてきたのだろうか。
あ。ラッキー!百円拾った?(ヲイ)

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