2005/03/09

中国を信ずるな、だが侮れるな

町村外相が記者会見で、今後中国に対して、反日教育を改めるように申し入れていくことを語った。歴史問題に関して日本側から中国に対してこのような申し入れを行うのは、極めて異例と記事では述べられていたが、現在も中国国民に根付いた反日感情を生み出している以上、申し入れは妥当なものと言えよう。
中国とは、日本に対しては総理大臣の靖国神社参拝で難癖をつける一方で、自国民に対しては、「日本人は昔、中国を侵略して非道な行為を行ったので、日本人の命や財産を奪っても良い。」などと年端も行かない子供達に教え込む、悪逆非道な国家なのである。このような国の代表が文句をつけてきたからと言って、それを甘んじて受け入れる理由など、どこにも存在しないのである。
しかし、だからと言って、中国を侮るのは間違いである。彼の国は今後百年を見据えた時、自由主義陣営に真っ向から立ちはだかる恐怖の全体主義国家である。今は世界中が視線を北朝鮮に向けており、昨年と比較して中国の軍事費が17%も増加したことを気にも留めていないと思うが、巧妙に北朝鮮を矢面に立たし、その裏でアメリカに対抗するべく着々と軍備を整えつつある、将来の敵性国家があることを、真剣に考える時期に我々日本人は、差し掛かっているのかもしれない。

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