2012/05/03

JDKのバージョンをあげてみる

なんだか最近、ブラウザを動かしていると(いや、多分。ほかにそんなに動かしているものがない)、Java関連でセキュリティの警告が出ることがあり、調べたところ、マルウェアを検知したという感じのメッセージで、JREのライブラリにある脆弱性をつくものらしいことが分かった。で、対策としてはバージョンアップしろ、と出ているので、じゃあ早速しようと思ったが、はたと困ってしまった。

調べたところ、このPCには、JREが入っているが、それ以外にも別にAndroidの開発用に導入したJDKが入っていて、どれが警告を出しているのかよく分からない。セキュリティ文書を読むと、どれも既に該当しないものが入っているようなのだが、それより新しいバージョンが出ているのは確かで、どれをどうバージョンアップすればいいのか、それがどういう影響を及ぼすものなのかがさっぱりなのだ。しかも、JREは32bit版が入っているようだが、JDKは64bit版が入っていて、どういう利用がされているのか全く分からない状態であった。

いろいろ調べた結果、JREについては、勝手にバージョンアップされるようになっているようだったので、放置する事とし、JDKだけをバージョンアップしてみることにした。JDKの場合、パス名にバージョン番号が入っていて、複数のバージョンを共存させて、使いたいものを使えるようになっているので、あまり気にせず、新しいJDK1.6.0_32をダウンロードして導入してみる。Sunの(Oracleの、と言うべきか)サイトからダウンロードしてきて、そのまま何も考えずにインストールすると、めでたく新しいパスに最新版のJDKが導入された。これで、コマンドプロンプトで「java -version」コマンドを叩くと、新しいバージョン情報が表示されるようになった。(これまでは、ここでは旧版JDKのバージョンが表示されていた)

でも、コントロールパネルにある「java」設定は、相変わらず、すこし前のバージョンを表示している。JREのバージョンと一致しているようなので、それが表示されているのだろうと勝手に解釈したが、なぜJREは最新版にならないのか、疑問に思っていたが、しばらく日をおくと、いつの間にか最新版になっていた。多分、英語版は出ていたが多国語版の提供までの時間差なのかな、とこれも勝手に理解する。あとは、Eclipseで指定されているJDKのバージョンを最新に切り替え(window->Preferences->Java->InstalledJREsで、ADD後)してあげれば、作業は完了である。その後、特に不具合も起きていないようだ。よく分からないが、へんな警告が出ることもなくなった・・・ように感じる。めでたしめでたし。

※解釈、理解には誤りがあるかもしれないので、作業はあくまで自己責任で。。。


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