2009/02/06

今さら何をかいわんやだ

かんぽの宿をオリックスに108億円で売却する計画が明らかとなってから、これまでにありえないような金額で売却されてきた物件が、高額で転売されてきた事実が次々と明るみに出てきている。1万円だの1千円だの、果ては1円で売却された物件が数千万円で転売されたなど、正気の沙汰とは到底思えないような事実が国会で糾弾されている。いかに郵政省傘下の特殊法人時代とは言え、国民の共有財産を喪失せしめたのは疑う余地もなく、そのような決定を下した人物を特別背任なり、国家反逆罪なりで処罰するのが筋と言うものであろう。
民主党の前原前党首が国会で麻生総理の事を「衆議院の解散をやる」「ガソリン税の一般財源化をやる」と言いながら何もしない、やるやる詐欺師だと批判したことに対して、自民党からは詐欺師呼ばわりは侮辱だなどと謝罪を求める声が上がる一方、とうの民主党からも大人げないなどと言う批判的な声が聞こえてきている。
一体、何を考えているのであろうか。前原議員の発言こそ、今の日本国民全体の代弁とも言える内容ではないか。これに対して醒めた意見しか出せないようで、一体なにが次の選挙で政権を取るだ。こんなことでは次の衆議院選挙でも民主党が自民党を上回る議席を確保することなど、まるでおぼつかないだろう。前原議員よ、自らを信じて新党を結成し、日本の未来を変えてくれ!

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