2006/02/16

ウサギはサッカーボールでは無い

小学校で大切に飼育されているウサギを連れ出し、まるでサッカーボールでも蹴るかのように蹴り殺し、挙句の果てに発覚を避けるため、近隣の運河に遺棄するという、およそ血が通った人間の所業とは思えない、残酷で卑劣きわまる痛ましい事件が、東京は江東区で発生した。犯人は18歳の無職少年3人で、彼らは既に動物愛護法案や、建造物進入などの容疑で逮捕されている。
人間の心が完全に欠落している彼ら犯罪者は、小学校からウサギを近くの公園に連れて行き、すり鉢状になったローラースケート場で放したあと、駆け上ってくるウサギを嬉々としながらボールのように何度も蹴り落として遊び、ウサギが傷つき倒れ命を失って動かなくなると、発見を避けるために運河に遺棄したとのことで、その悪逆非道ぶりを形容する言葉も見つからないほどである。
私は以前ウサギを飼っていたことがあるが(もっとも世話は別の家族が主に行っていたのだが・・・)、ふわふわと白い毛玉のような生き物がもぞもぞ動くのを見ていると心が和み、ちょっと持ち上げただけで不安で心臓が破裂
するのではないかと思うほどドキドキしてしまうような、臆病で可愛らしい生き物なのだ。それを事もあろうにサッカーボールのように、しかも楽しみながら蹴り殺してしまうとは、こんな輩に人権など認めてやることは無い。同じ空気を吸って、同じ国民として生きていると考えるだけで虫唾が走る。
市中引き回しの上、磔、獄門。地獄におちよ。

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