2008/01/30

日本が負けたことよりも

北京オリンピックのハンドボールアジア予選で、いわゆる中東のフエと呼ばれる不可解な判定がなされた問題で、再予選が行われることとなったが、出場を表明していた韓国と日本だけで試合を行った結果、全国民の声援も空しく、地力で勝る韓国チームの圧勝に終わった。まだ、試合が行われたのは女子のみで、本日、男子の試合が予定されているが、私の予想では韓国チームの圧勝であろう。
災い転じて福となすではないが、マイナーな競技がメジャーになる千載一遇のチャンスであったのに、その点では非常に残念であるが、正当な試合の結果である以上は甘んじて受け入れてもらうしかなかろう。これまでとは桁違いの声援に緊張の方が強く感じてしまったのかも知れないが、今後の奮起に期待したい。
しかし、私が腹を立てているのは、負けた事でもなければ緊張からミスが多かった事でもない。なぜこれほど注目を集めている試合が生中継されず、深夜の録画放送しかされないのか、という事である。今回の試合で、放映権を獲得したNHKにはその権利と共に義務も発生しているにも関わらず、なぜきちんと放映しないのか。これは今日行われる男子の試合も同様である。これでは飼い殺しと揶揄されて然るべきであろう。
もしも男女共にオリンピックに行けなければ、NHKの責任は重大である。こんな機関は解体した方がいい。

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