2008/01/29

府民の選択は正しいか

昨日1月27日、全国的に注目を集める中、大阪府知事選挙が行われた。自民党対民主党の戦いの行方が焦点で、政策はあまり関心を集めていなかったようだが、府民の選択はタレント候補である橋下弁護士に落ち着いた。
この結果には賛否両論があろうが、私は驚きと言うよりは呆れて空いた口が閉まらなかった。大阪府民は以前、タレント候補で痛い目に遇ったことを、早くも忘れてしまったようだ。横山ノックなる頭の禿げた芸人を、人気だけで知事にしてしまい、政策もなければリーダーシップもなく、大阪府の借金だけを増やしては、挙げ句の果てにセクハラで首になったという、大失態を再び繰り返そうと言うのだろうか。
政治はテレビ番組ではないし、法廷でもない。何もしなければ大阪府は財政再建団体になるとしきりに説いていたが、じゃあ具体的に何をするかと言えば、何も出てこない。やれることは全てやる、とは聞こえはいいが、裏を返せば出来ないことはやらない、と言うことだ。何もやらないと言っているのに等しいだろう。
今回も、投票率は50%に達する事はなかった。つまり、府民の半分は自分達の生活がどうなろうと構わない、と宣言したのと同義である。お願いだから、暮らしが悪くなったからと言って、政治の責任を問うなどと言う、厚顔無恥な行動は取らないで欲しい。自分達が選択した結果に、草葉の陰で涙するくらいに止めて欲しい。
あ、厚顔無恥って関西人って意味でしたっけ?ほな、しゃあないか。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿