2010/10/24

なぜ手に取ったのが青龍刀

茨城県取手市の路上で酒に酔った男が突然、近くにいた男性を切りつけ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕さるという事件が10月24日未明に発生したらしい。警察の発表によると、この男性は自称住所不定・無職の鈴木雄一容疑者(32歳)。当時、酒に酔っていた鈴木容疑者は、どこから取り出したのか、茨城県のJR取手駅近くの路上で、近所の飲食店に勤める24歳の男性従業員に、刃渡りなんと45cmの青龍刀で切りつけ、重傷を負わせたとのこと。

なぜ住所不定で無職の男性が、酒を飲めるような金銭を所持していたのかも疑問だし、なぜ自称とされているのかも疑問だらけだが、最大の疑問は、日本刀や家庭用の包丁などではなく、切り付けたのがなぜ中国で使われる青龍刀であったのか、ということだ。昔のカンフー映画では、よく登場していた青龍刀だが、最近では映画の中でも見かけることは少なくなってきて、ましてや、普通の日本の家庭にそんなものが備わっているとは到底考え得ず、事件を起こすためにあらかじめ準備していたのではないか、と疑われてとうぜんであろう。

なお、この鈴木容疑者(いや、現行犯なのだから、犯人というべきか)は、酒に酔っていたためか、男性従業員を切り付けたあとすぐに、周りにいた人たち(誰だよ、それは)にあっさりと取り押さえられてしまったとのこと。刃渡り45cmの青龍刀を振り回す泥酔した狂人を、あっさりと取り押さえてしまう一般人。いったい、どんな猛者がたまたまその場に居合わせたのか、それが一番の疑問なのかも知れぬ。

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