2010/08/24

ジムが水浸し

千葉市中央区にある、地上9階地下1階のビルで、地下1階にあるジムが水浸しになった事件で、千葉市が被害者に2000万円近くの損害賠償をする事で合意したことが報道されていた。

この、何の意味もなく、ジムを水浸しにしたのは、千葉市消防局の職員A。彼は火災発生の一報を受け、事件が起きた現場に急行したそうだ。火事が起きたビルに着くやいなや、消防車の消火栓をビルに設置された消火設備に接続し、消えよとばかりに放水弁を開いたのだ。これで火災が発生していた「4階」の火は瞬く間に鎮火されるはずであった。

しかし、急いで作業したのが災いしたのか、職員Aが接続したのは目的の4階の消火設備の隣にあった、地下1階の接続口。当然ながら、開かれた放水弁から繰り出された奔流は瞬く間に地下1階のジムを水没させたのだ。

いつまで経っても消えない4階の炎を不思議に思い、ふと手元を見ると、地下1階に流し込んでいるのに気が付いた、その瞬間の職員Aの顔が見てみたい。

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