2010/11/13

沖縄の気違いルカいらないか?

沖縄在住のルカ(キチガイ)が、いるのかいらないのか、という話はおいといて、取り上げるのは果たして沖縄県民が声を大にして主張する沖縄の米軍基地を、県外なり国外に移設することが、果たして可能なのかどうか、という話である。

ここで、既に何度となく、中国を始めとする周辺国家の脅威を考えれば、米軍でなくてはならないのかはともかくとして、ある程度の抑止力としての戦力を配備しておかなくてはならないのは、もはや議論する必要すらない、自明の論理である。奇しくも、たった一隻の中国漁船がそのことを平和ボケした日本国民に警告してくれたのは、大変に有意義なことであったと言える。

さて、それでは、実際に配備される兵力を、全て日本国内で賄えるのかというと、単純な兵力と言う意味では、沖縄に駐留している米軍は、それほど大規模(ここで言う大規模とは、イラクに駐留しているくらいを指す)ではないことから、自衛隊の精鋭部隊を集結させれば、それほど困難な話ではない。問題は、その戦力が抑止力足り得るのか、ということだ。

米軍の駐留している海兵隊は、その純粋な戦力そのものも、確かにひとつの抑止力ではあるが、真に抑止力足り得るのは、それが「米軍」である、という事実である。その部隊と交戦するということは、すなわち即座にアメリカ合衆国と開戦することを意味する。これが、米海兵隊が、抑止力足り得る最大の理由である。

それに対して、自衛隊が駐留している場合、攻撃してくるのは当然ながら日本に対して何らかの野心、それが南西海域の島々であるか、日本全体であるかはともかく、狙いをつけた国家の軍隊である以上、その駐留部隊と戦うのは本来の目的通りのものであり、純粋な戦力としての抑止力以上のものを期待することはできない。つまり、米海兵隊と同等の抑止力を発揮するためには、その数倍の戦力が必要となるのだ。

さらに言えば、相手が本気で日本に対して開戦の意図があるのであれば、どれほどの戦力を配備しても開戦初頭の戦力展開を迅速に行える以上の効果を求めるのは酷というものだろう。これだけのことを考慮して、まだ米軍駐留に反対するのは、売国奴と言われてもしかたのないところであろう。沖縄県民には熟慮をお願いしたい。
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