2005/06/29

梅雨ってどういうものだっけ?

今年も一年で一番憂鬱な季節、梅雨がやってきた。降り続く雨のせいで普段にも増して高い湿気と適度な気温でパンにはカビが生える、洗濯物は乾かない、蒸し暑い、といいことは紫陽花が咲くくらい、という季節なのだが、どうも今年は当てはまりそうもない。雨が降らないのだ。
実のところ、異変を最初に感じたのは、梅雨入りして3日も経たないうちであった。例年であれば梅雨入り宣言が出された直後から雨が降らなくなり、どうしたのかと訝しんでいるうちに、梅雨入りだの梅雨明けだのはうやむやにされ、梅雨なのかどうかよく分からない雨が降るうちに、いつの間にか夏が来ているというのが梅雨というものであったのだが、どうした訳か今年は宣言通りに雨が降ったのだ。
うっかり予報を当てたりするものだから、普段にも増して雨が降らなくなってしまった、原因を作った気象庁はいったいどうやって責任をとるつもりだと書いていたら、昨日あたりから雨が降り出してしまった。コラムでバッサリ斬ろうとしていると、突然雨が降ってくる、まさか私のコラムに雨乞いの神通力が備わっているとは驚いた。あわてて窓を閉めた。

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